子ども達は2年目ということもあり、作品作りの流れについてのイメージを持っている。
さらに、昨年度をふり返って、今年はこんなことをしたい、という思いを持ってから活動を始めたため、子ども達の中にはある程度の構想がはじめからある状態で取り組んだ。そのため、アイデアスケッチをえがいた児童は18人中2人だけであった。ほとんどの児童は、もと写真を1枚はりつけて構想メモだけを書き込み、作品作りに入っていった。Aの児童はコンピュータ操作があまり得意ではなく、ある程度の見通しがほしかったようで、紙に書き込んでいた。
本学級では、表現したい内容(思い)を先行させた取り組みとなった。思いを大切にする反面、発想・思考の幅、創造的な部分を膨らますことができなかったかもしれない。 |