D-project 夏の公開研究会

拝啓 時下いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。
 一般社団法人 デジタル表現研究会(以下D-project)では、この夏、新学習指導要領で重視されている思考力・判断力・表現力をはぐくむ授業デザインを、ICTを活用してどう実現するのかをテーマに公開研究会を実施いたします。本会は一方的な講義形式ではなく、ワークショップ形式にて進行し、参加者の皆様に実際に教育におけるICT環境を体感いただき、これからの子どもたちに必要なスキルと、それを実現するツールをご自身で体験いただきます。
 これからの学習環境がどうあるべきかを皆様と一緒に考える、有意義な一日となります。ぜひご参加いただければ幸いです。

開催概要

主催 一般社団法人 デジタル表現研究会
後援 熊本会場:熊本県教育委員会、 熊本市教育委員会
横浜会場:神奈川県教育委員会、横浜市教育委員会
協力 Apple
日時/会場
熊本会場
7月23日(土) 12:00~18:00
ホテル日航熊本 5F (熊本市上通町2-1)
横浜会場
8月20日(土) 12:00~18:00
パシフィコ横浜 会議センター 5F (横浜市西区みなとみらい1丁目1-1)

※各会場ともに定員になり次第締め切らせていただきます

参加対象 教育委員会関係者、教員、その他教育関係者
参加登録 本会への参加には、事前の登録が必要です。お申込受付開始は6月10日(金)〜となります。
費用 無料
お問合せ先 D-project 夏の公開研究会事務局 ※メールでのみの受付となります。

7月23日 熊本会場のレポート

8月20日 横浜会場のお申込

プログラム

12:00~13:00

受付 / ICT の教育活用 展示会 開場(~18:00 まで)

iPadをはじめとする情報端末の活用が教育界でも広がりを見せています。情報端末で使用できるデジタル教材や、電子黒板との連携活用、情報端末と教師用パソコンとの連携活用をスムーズにする仕組みなど、学校でICTを活用し子供たちの可能性を広げる教育におけるICT環境を体験いただけます。

13:00~13:25

オープニング ー思考力・判断力・表現力を高めるICT の活用ー
中川一史 (放送大学教授・D-project 会長)

新学習指導要領でも重要視されている思考力・判断力・表現力を高めるために、情報端末をはじめとするICTを活用した学習環境がなぜ重要なのか、昨今の事例も用いながら講演を行います。

13:35~16:15

ワークショップ
① カリキュラムセッション ー授業でのiPad 等のデジタルデバイス活用ー
本岡朋 (和歌山市立藤戸台小学校教諭)、 山口修一 (熊本市立託麻北小学校教諭)

iPadの生徒一人一台活用の実践をもとに考えられた授業内での情報端末の活用について、実際に機材を触りながらワークショップ形式で体験いただきます。ドリル型教材の利用に終始することなく、iPadを使った思考力や表現力を高めるためのメディア作成や電子黒板やデジタルテレビと連携した提示型教材としての活用、さらにノートブック型デバイスとの連携利用もご紹介します。

② ICTコーディネイトセッション ー協働学習を実現する教育におけるICT環境ー
江守恒明 (関西大学附属中等部・高等部教諭・D-project 副会長)、
米田謙三 (羽衣学園中学校・高等学校教諭)

ワークショップを通じてデジタル学習環境の重要性を理解し、特にコラボレーションワーク環境、遠隔でも授業を受けられる環境づくり・勉強の記録を残していく環境づくりが今後の教育環境で必要であることを理解し、実際に機材を体験して教育におけるICT環境のありかたを再考します。

16:30~17:00

クロージング ー公開研究会 総括ー
中川一史、 佐藤幸江 (横浜市立高田小学校教諭・D-project 副会長)、
中橋雄 (武蔵大学教授・D-project 副会長)、
山本直樹 (京都市立桂徳小学校教諭・D-project 副会長)

公開研究会のまとめを行い、思考力・判断力・表現力を育てるための学習環境整備の条件について、解説します。

17:00~18:00

情報交換会

*ワークショップの内容などは変更になる可能性がございます。

7月23日 熊本会場のレポート

8月20日 横浜会場のお申込