思い出を記録した映像や画像の中から,自分の伝えたいことがうまく伝わるものを選んで加工したりすることにより,メディアで表現する力を身につけます。ホンモノのCM作品を鑑賞して,プロのテクニックも学習します。思い出スライドショー作成のような活動では,メディア創造力育成のキモである画像や映像と言語との往復を繰り返す場面がたくさんあります。また観る人を感動させるというはっきりしたゴールがあるので,相手意識や活動の目的意識も持たせやすいです。
具体的な学習の進め方として,言語と映像・音楽との往復による学びを追求します。特に作品作りの中で児童生徒自身による詩の創作があり、これについては国語学習として各校で早い時期から訓練していきます。同時に詩の朗読もスライドショーのアフレコに必要なので、これも訓練していきます。
また写真や映像で伝える方法(構図や映像文法)なども学年の発達段階に応じて指導します。画像・映像の場面に応じた音楽を選ぶ学習も定期的にしていきます。スライドショーについてはいろんな作風をホンモノ作品を通じて学習します。
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