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先生の道具箱 実践事例集
 
石川県 金沢市立大徳小学校 清水和久
図工   8時間
自分が住んでみたい夢のお城を作る中で創作力や想像力をつける
作成した画像に自分自身のセリフをはりつけることによって、画像をさらにおもしろくするキャッチコピーを考える力をつける
手作りのお城に自分自身が入り込むことで、現実にはない映像の合成を楽しみ、デジタル加工の可能性に気づく
 
作成したお城 このようにセロファンやボタン、毛糸などを使って様々に飾り付けをしています
自分が住んでみたい夢のお城を元に、「シルエットのお城」、「飾りがいっぱいついたお城」の2作品を手作業で作り、そのお城を使って自分自身がその中に入り込んだ「合成写真」を作ります。コンピューターだけで編集した作品とは違い、自分が作ったお城の中に自分が主人公といして入り込むことで実際にはない画像を合成することができます。合成する自分のポーズを想像して写真をとったり、画像にあった題名やキャッチコピーを考えることで、アピール力をつけることができます。
活動の流れ
1.   お気に入りのお城を描こう
2.   できたお城を切り抜いてシルエット城を作ろう
3.   お城に飾りを付けよう
4.   デジカメで自分のポーズとお気に入りの背景を撮ろう
5.   自分と背景とお城を合成しよう
6.   題名と説明を付けよう
 
完成作品 うまく背景の絵の草のローラに乗っているようにみえます。お城はエレメンツで影をつけることもできるのより立体的に見えます
 
学習環境
コンピュータルームで4人で1台コンピュータを使用
デジカメ4台
 
利用するソフトウェア名とその機能
Adobe Photoshop Elements
→切り抜き(マグネット選択ツール)、レイヤー機能、背景グラデーション
実践者の声
できあがりの画像を意識して、児童にポーズをとらせたのですが、児童をその気にさせてポーズをとらせるのがなかなかむずかしかったです。でも自分の作った夢のお城の中に自分が入り込んでいる画像が作れるので児童は大変喜んでいました。また、背景は学校の周りの様子でもいいし、著作権フリーの画像を選んでもよいでしょう
保護者にできあがった作品を見せたところ「先生こんな大きなお城ダンボールで作ったのですか?作るの大変だったでしょう?」という声が出るくらい自然な合成の仕上がりでした
 
生徒の声
いつも見慣れた風景の中に自分の作ったお城を建設して、さらに自分もその中に出演できたのでとても満足してます
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