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ユネスコプロジェクト
児童生徒がつくる「ユネスコ・世界寺子屋運動」リーフレット制作プロジェクト
プロジェクトの概要 これまでの活動 2007年度活動計画
リーフレット制作プロジェクト ユネスコプロジェクト参加者リスト


プロジェクトの概要


ユネスコ・世界寺子屋運動とは?
ユネスコ運動D-projectは、ユネスコ・世界寺子屋運動(日本ユネスコ協会連盟主催)を広く認知させ、書きそんじハガキの提供や募金を呼びかける目的でリーフレットを作成し、そのリーフレットを使って支援活動を行う総合的な学習の時間の学習事例です。
ユネスコ協会との連携や参加校同士の協働的交流学習も実現できるプロジェクトです。
 ユネスコ・世界寺子屋運動とは、貧困や戦争などで学校に行けず、読み書き計算など、生活の基盤となるリテラシーを身に付けられない子どもたちを、学びの場(寺子屋)を建設し支援する運動です。
詳しくは(社)日本ユネスコ協会連盟Webページへ

活動
リーフレット制作活動を通して、ユネスコ・世界寺子屋運動を学び、運動を支援します。

ねらい
ユネスコ・世界寺子屋運動への支援を通して出会った人やものと関わりを持つ中で、情報教育、国際理解、平和教育、人権教育などを推進し、総合的な学習の時間がめざす、自ら学び自ら考える力など全人的な生きる力の育成を図ります。

重点
世界寺子屋運動をより多くの皆さんに理解してもらうための効果的なリーフレットの要件やデザインを考え、追及する活動を通して、より分かりやすく印象的に伝える方法を学び、情報活用能力を育成します。

研究
世界寺子屋運動を支援する活動の中で、リーフレット制作が子どもたちの学びにどういった役割を果たしたか、総合的な学習の時間におけるデジタル表現活動の意味を明らかにします。リーフレット制作が、活動全体の流れの中で、どの時点で、どういった授業で展開されるのが有効・適切であるかを検証します。

プロジェクトについて
2005年度も公募により、前年度を上回る21校、1,455名の子どもたちが参加します。昨年度からのリピーター参加が多いことが、このプロジェクトのチームワークと学びの確かさを何より物語っています。今年度も北海道から九州までカバーし、数名の小規模参加から百名以上の大規模参加、そして小学3年生・5年生・6年生・中学1年生・高校1年生・2年生と、各校種、学年がそろったダイナミックな全国組織の大プロジェクトになりました。
 ユネスコ協会やデジタルデザインの専門家の皆さん、地域の皆さん、参加校同士の交流など、人と人のかかわりの中での学びに、デジタル表現活動での学びを寄り添わせ、単独校の活動では得られないプロジェクトベースならではの課題追求学習のよさを実感して推進していきたいと思います。
 そして、日本では考えられない非識字の現状と出会い向き合う参加校の子どもたちと教師が一緒になって、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かねばならない」というユネスコ憲章前文の理念に迫るプロジェクトをめざします。また、D-project調査研究プロジェクトと連携して、子どもたちの意識や学びを明確に捉えていきたいと思います。

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プロジェクトのゴール


制作したリーフレットを活用して、ユネスコ・世界寺子屋運動の支援活動を行う。
支援活動は:書きそんじハガキの回収、募金活動など
活動範囲は:学校の内外は問わない



メディア創造力育成はココで


>導入の場面
 子どもたちにリアルで必然性のある課題を与えられる。
 ユネスコ協会のゲストティーチャーとの交流などから、世界には学校に行きたくても行けない現実があることや、非識字者の厳しい生活などを学ぶ中で、自分たちの生活を振り返りながら自分にできることは何かを自問し、相手意識や目的意識を持ち、切実感や使命感に突き動かされて取り組める。

>リーフレット制作場面
 子どもたちはラフスケッチからブラッシュアップの過程を経て完成に至るリーフレット制作過程で、自分が伝えたことは何なのか、誰に伝えたいのか、何の為に制作するのか、相手意識や目的意識を常に意識し、考えながら自分なりの発想や工夫をして、1枚のリーフレットに思いを託していくのである。

>支援活動の場面
 子どもたちは実際に制作したリーフレットなどを活用して、募金活動や書きそんじハガキ回収活動を行う。自分たちの制作したリーフレットが作品としてでなく、実際に誰かの、そして何かの役に立つと実感できる社会とのつながりを持った学習活動である。このやりがいのある活動の中で、子どもたちの自己実現や自己変革が促されていくのである。
(新規校はメディア創造力の一定の理解のある方々が参加してくれると予想)

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これまでの活動


●2003年度
目標・計画
◆学社融合による総合的な学習の時間のカリキュラム開発
・小(6校)中(1校)高(2校)の9校で実施
・デジタル表現活動・各種交流・ボランティア体験を織り込んだ課題追求学習型カリキュラム

成 果
プロジェクト活動報告(1)
プロジェクト活動報告(2)
会場と一体!学びを共有できた公開研究会

●2004年度
目標・計画
◆より広範なプロジェクトベースでの活動の実証と、子どもたちの学びの追求
・小(16校)中(1校)高(2校)の19校で実施
・ユネスコ・世界寺子屋運動からの学びの追求
・交流を含んだリーフレットづくりでの学びの追求
・そのリーフレットを活用したボランティア活動での学びの追及

成 果
プロジェクト活動報告(1)
プロジェクト活動報告(2)
「ユネスコ・世界寺子屋運動」リーフレット制作作品集
◆「ユネスコ・世界寺子屋運動」の「書きそんじハガキ」募金活動のリーフレットに正式採用
2003年度の「リーフレットコンテスト」で最優秀賞に選ばれた作品が、社団法人日本ユネスコ協会連盟が実施する「ユネスコ・世界寺子屋運動」の「書きそんじハガキ」による募金活動のリーフレットとして正式に採用されました。同リーフレットは全国のユネスコ協会で活用され、また2005年1月には、世界寺子屋運動を支援している全国の紀伊國屋書店の店頭でも配布されました。

PDF(PDF:464KB)

●2005年度
目標・計画
◆学び、交流、創作、活動、発表といった一連の流れをフェーズとして区切り、自校の計画を立案して活動する
リーフレット作品コンテスト
「ユネスコリーフレット制作プロジェクト」授業実施における意識調査報告書
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2008年度活動計画


ユネスコ運動 D-project
「世界寺子屋運動」小中高 プロジェクトの1年

※本プロジェクトは、学校ごとの年間計画に合わせて進めることが出来ます。
3月〜5月.

●参加募集

6月〜8月.

●「世界寺子屋運動」について日本ユネスコ協会連盟Webサイトなどで調べ学習。
※日本ユネスコ協会連盟からの貸出物・・・
「世界寺子屋運動ビデオセット」、「支援地カンボジア生活用品グッズ」

●地域のユネスコ協会から「世界寺子屋運動」のゲストティーチャーを招き、実際の支援現場の様子を聞く。
 ※ゲストティーチャーへの謝礼・交通費の学校側のご負担はありません。

9月〜11月.

●リーフレット制作開始

●リーフレット相互評価・学校間交流

●地域のユネスコ協会を招いたリーフレット修正作業

12月 〜1月.

●「世界寺子屋運動」支援活動の計画立案

●書きそんじハガキ回収活動など支援活動開始

●各校代表リーフレットを日本ユネスコ協会連盟へ提出

2月.

●各校代表リーフレットによるWeb上コンテストを開催(投票に参加)

●回収活動で集めた書きそんじハガキを地域のユネスコ協会に贈呈
⇒感謝状授与

3月.

●コンテストにおける優秀作品および日本ユネスコ協会連盟の公式リーフレット採用作品決定



ユネスコプロ2007参加者リスト


都道府県  
学校名
北海道 1 石狩市立生振小学校
2 札幌市立厚別通小学校
青森県 3 黒石市立大鰐小学校
群馬県 4 前橋市立大胡東小学校
東京都 5 工学院大学附属中学高等学校
神奈川県 6 神奈川県立有馬高等学校
7 横浜市立大口台小学校
富山 8 富山市星井町五番町小学校
石川県 9 金沢市立扇台小学校
10 金沢市立長田町小学校
11 金沢市立四十万小学校
愛知県 12 名古屋市立大生小学校
岐阜県 13 岐阜市立三輪中学校
和歌山県 14 和歌山市立四箇郷小学校
15 田辺市立近野中学校
三重県 16 暁学園暁小学校
奈良県 17 奈良市立椿井小学校
大阪府 18 大阪私立羽衣学園高等学校
19 大阪教育大学附属天王寺中学校
兵庫県 20 宝塚市立小浜小学校
岡山県 21 岡山市立鹿田小学校
鳥取県 22 湯梨浜町立羽合小学校
徳島県 23 徳島県立城南高等学校
鹿児島県 24 枕崎市立枕崎小学校
25 沖永良部島和泊町立国頭小学校
ユネスコプロジェクト

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