デジタル表現研究会
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先生の道具箱 実践事例集
 
宮城県 東北学院高等学校 井口 巌
高校3年生/情報   9時間
自分自身をイメージとして表現することを試みる
(人と違う自分を絵として表現する)
作品は5年間インターネット上に公開する
(公に見られる・見せることを意識する)
Tシャツや紙に出力する
(電子情報だけでなく、いろいろな形の表現を試みる)
 
生徒達の作品作成風景
流行に敏感な高校3年生、みんな同じように見えるけれど、自分自身を見つめ直し、自分とは何かを人まねではなく表現する、その時、著作権やモラルなどを間接的に考えさせ、5年間一般公開するという事実を踏まえた作業を経験させる。
活動の流れ
1.   テーマの説明「自分のイメージマスコットを作る」(1コマ目)
2.   Photoshop Elementsの使い方(ほんの少し)(2コマ目の最初)
3.   作成活動(2コマ目から7コマ目まで)
4.   作品の解説作成(8コマ目)
5.   ベスト作品選考会(9コマ目)
 
※作品WebURL:http://www.jhs.tohoku-gakuin.ac.jp/old/2002/sakuhin/
 
生徒作品の一部
 
学習環境
コンピュータ(iMac)
カラープリンター
作品公開用Webサーバ
 
利用するソフトウェア名とその機能
Adobe Photoshop Elements
→作品製作
Adobe GoLive 5.0
→公開用Web作成
実践者の声
あまり、ソフトの使用方法を説明せずに、必要に応じて対応していきました。また、全員に教えるのではなく一部の生徒に教え、生徒同志が互いに教え合うことを中心に展開しました。また、5年間公開するのでよ〜く考えて作成するように何度も伝えました
 
生徒の声

作るのは苦労したが、完成してみるとそれなりに自分の思い通りにいったので満足だ。楽しかったので、これからまたこういう機会があったらもっといいものを作りたいと思う

自分らしさが出せてよかったです。またこういう機会があればぜひやりたいです

作ってみて、あまりイメージが浮かばなくて難しかった。自分にもっと技術があったらな〜と思った。また作る機会があったら、もっと勉強してもっと良いやつを作りたい

  (作品公開webより引用)
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