デジタル表現研究会
D-projectとは? D-allメーリングリスト サイト検索 ホーム
D-project
D-projectのあゆみ
メディア創造力を育成する実践事例
ワークショップ
ユネスコプロジェクト
教材作成
調査研究
カリキュラム検討
ネットdeカルタ
卒業アルバム作成
先生の道具箱
全国に広がるD-project
先生の道具箱 実践事例集
 
石川県 金沢市立扇台小学校 坂上則子
小学校4年生/社会科   4時間(ポスター作り)
呼びかけたいことを写真と言葉を使いポスターで表すことができる
身近なごみ問題を取り上げたポスターを作成することで、ごみ問題が自分自身に関わることであるとの意識を高める
 
社会科のごみの学習のまとめとしてポスターを作る。ポスターという新しい表現方法を使うことで写真や文字を効果的に使いインパクトのある表現が必要になるため、ごみの学習を通して何が一番心に残ったか、自分がみんなに訴えたいことが活動をしていく中で明確になっていくため学習の焦点化ができる。
活動の流れ
1.   社会科「私たちのくらしとごみ」の学習のまとめをする
2.   ポスターとして訴えたいことを考える
3.   ポスターの図案を考える(基本は写真1枚+キャッチコピー)
4.   写真を撮る
5.   ポスターを作成する(写真の扱い方、文字の入れ方、言葉などを工夫する)
6.   作成したものを生徒同士で見合い、評価する
7.   作品を修正、改善する
8.   学校内などに掲示する
 
 
学校のごみ置き場で写真を撮っているところ   できあがったポスターを見合っているところ
 
学習環境
コンピュータ6台を交互に使用
デジタルカメラ
 
利用するソフトウェア名とその機能
Adobe Photoshop Elements
→レイヤー機能、画像合成、文字ツール、テキストエフェクト、描画機能等
実践者の声
ポスター作りをすることが初めてだったので最初はどんなものを作ろうか決められない子もいた。が、作成していくなかで自分なりのアイディアがどんどん生まれてきていたようだ。画像の合成で2枚3枚の画像を合成する子も出てきた。また1枚の画像の部分をコピーして使う子など自由な発想で楽しんで作成していた。ポスターだから見る人が立ち止まってくれるような画面作りをしようということを意識させて取り組んだ。
また、キャッチコピーを考えるのも、小学生にとっては難しく、図案を考える段階できちんと作っておく必要がある。
 
生徒の声
写真をコピーしたりするのが面白かった
文字を入れるのが少し難しかったけれど、面白い形にできた
先生の道具箱 実践事例集