デジタルカメラというと、少し前まではレンズ交換式一眼レフカメラと値段が変わらず、画質も決して良いとは言えませんでしたが、最近は画質の向上と低価格化により、広く一般に普及してきました。今までは使い捨てカメラなどを使っていたが、これからはデジカメを使ってみようという方に、デジカメのテクニックを解説していきます。およそ全20回の連載を考えていますが、これを読み終えたとき、デジカメがみなさんの生活の一部になり、撮った写真をパソコンで加工したり、お友達にメールなどで送って楽しめるようになれば幸いです。 |
村上 拓
石川県 金沢大学教育学部 内留生 |
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ソフトフォーカスというのは、意図的にピントをずらしたような、少しもやのかかったような写真技術のことをいいます。女性のポートレートなどでよく見られます。これは実際にピントをぼかして撮っているのではなく、ちゃんとピントは合っている状態で、全体の光の加減を分散している写真です。
ソフトフォーカスのもう一つの実現方法は、パソコンで「ソフトフォーカス効果」で加工してもできますが、できれば撮影段階からいろいろ試してみて、パソコンでは最低限の修正にとどめるのが理想です。これは、あとからの修正を考えて撮影していたのでは撮影技術が上がらないからです。 |
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ワンポイント
ソフトフォーカス写真を撮るには、専用フィルターをレンズにつけると撮れます。あとは、ストッキングやセロファンなどもあります。作例は半透明のゴミ袋をレンズにかぶせて撮りました。 |
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