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2005年08月16日
中原小学校6年生1学期の取り組み
神奈川県座間市中原小学校6年生(102名)は、平和をテーマに世界寺子屋運動と連携し、互いに課題を見出し合い、グループ毎に総合学習を展開しています。
1学期のトピックは、地域(厚木市)のユネスコ協会の方を招いての平和シンポジウムを開いたことでした。事前にはユネスコ協会からお借りしたビデオで、世界寺子屋運動への理解と、平和について個々の課題からスタートした調べ学習をしました。
当日は、ユネスコ協会の方から国内外における活動の様子を話して頂き、その後、子供達の平和課題の紹介と質疑を行いながら、招いた地域の方々、児童代表、ユネスコの方とパネルディスカッションをし、平和についての見方を深めていきました。
事前の学習や当日のシンポジウムを通して、子供達の中に、海外支援とか援助、或いは平和の結びつきというものが、互いが対等・平等の立場で学び合える関係にならなければ為し得ないことなのだな、という思いが芽生えてきました。
「ビデオの中で、インドの子供達が勉強で使うチョークを自分たちで作ってい たけれど、あんなこと僕にはできないし、(インドの人達の方が)自立してるなって思った。逆に教えてもらえる事が沢山あるような気がした。」こんな、驚きと感動が、学習する根底にある事が、子供達のこれからの学力を考えて行く上で、
教師自身学べることでした。2学期はいくつかの体験学習を経て、第2回の平和シンポジウムを地域で開いていきたいと、子供達と計画しています。
投稿者 teacher01 : 2005年08月16日 17:48
●コメント
すばらしい学びが巻き起こっていますね。とっても刺激されます。2学期には、この思いや考えをいかに伝えられるリーフレットにするか、プロジェクトの中核に入っていきますね。是非その部分でも交流学習をうまく活用していただけたらと思います。すごいぞ中原小!
投稿者 水谷浩三 : 2005年08月17日 23:18