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2006年06月27日
ゲストティーチャーに学ぶ(立教女学院小学校)
6月27日(火)に,杉並ユネスコ協会から板倉副会長,青年部の高橋さん,川田さん,竹内さんをゲストティーチャーとしてお迎えし,6年生72名に授業をしていただきました。杉並ユネスコ協会からは小寺理事が,日本ユネスコ協会連盟からはインターンの後藤さんも,見学に見えられました。
現地で撮ってこられた写真をお見せいただきながら,
・インドはカースト制があって,生まれながらに貧富の差があること。
・都市に生まれるか,田舎に生まれるかによっても,貧富の差が決まってしまうこと。
・寺子屋では,読み書きの他に,生活に役立つ知識を教えたり,職業訓練も行っていること。
・インドの子ども達の将来の夢は,お医者さんや先生,警察官,パイロット等になること。
・その将来の夢は,公立学校へ通っている子も寺子屋に通っている子も同じだけれども,寺子屋に 通っている子ども達は,それ以外に職業があることを知らないでいること。
・寺子屋をつくる時の一番の問題は,文化の違いにあること。
等々,たくさんのお話をしていただきました。
Q&Aコーナーより
Q:寺子屋には,どのような子がいけるのですか?
A:公立学校に行けない子は,誰でも行けます。寺子屋は,学校と考えるよりも,日本の公民館と考える方が分かりやすいと思います。
Q:インドには,寺子屋は何軒あるのですか?
A:インドでは,ユネスコ以外にもユニセフや色々なところで学校を作っています。ユネスコでは,20件の学校を作り,毎年,増えています。
Q:書きそんじハガキ回収以外に,どのような協力ができますか?
A:未使用切手,テレホンカードなどでも協力できますが,「今日,学校で,こんなことを習ったよ。」とお家に帰って伝えることでも,協力になります。ユネスコやインドのことを勉強することだけでも,立派な協力です。
インドの民族衣装のサリーとパンジャビを着せていただいたり,ビンディ(額に着ける飾り)をおみやげにいただいたり… 40分の短い時間でしたが,多くの学びをすることができました。
投稿者 teacher01 : 2006年06月27日 18:31