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2006年07月26日
6~7月の授業です(城南高校)
徳島県立城南高等学校 中島です。6~7月の「コンピュータデザイン」選択生の授業の様子です。
1 ユネスコの活動について,ビデオを見て学習しよう。
クイズ形式のビデオで楽しく学習。暁小のみなさんと同様,ボランティアでのユネスコ活動をはじめたのは日本・・・というのに感心してました。
2 ホームページでさらに詳しく調べて,ワークシートにまとめてみよう。
世界寺子屋運動についてなど,熱心に調べてワークシートに書き込みました。「子どものページ」が意外に大好評。ユネスくんの「ピースパス」を手に入れようと,クイズやゲームに挑戦していました。中にはプリクラ手帳に貼っている生徒も!(ちなみに私もピースパスを手に入れました。)みなさんもぜひ挑戦してみて!
3 文化祭用の掲示物を制作しよう。
世界寺子屋運動のパンフレットやホームページを元に,掲示物を制作。デザインや文章など,まねてもいいから(ここではまねることで,表現の仕方について学ばせます),とにかく内容をわかりやすく伝えることを目標に取り組ませました。
4 大判プリンタで印刷したものを,パネルに貼り付け。
協力して作業を進めました!
投稿者 teacher01 : 23:20 | コメント (0)
2006年07月14日
暁学園キックオフ集会開催
今日は桑名ユネスコ協会の会長さんをゲストにむかえて、ユネスコ運動D-projectのキックオフ集会を開催しました。1時限40分間の授業でしたので、子どもたちにはワークシートを配布し取り組みやすいようにしました。
最初はビデオでユネスコについての学習。ユネスコクイズの中のボランティアベースでのユネスコ活動をはじめたのは日本という答えに、子どもたちは感心していました。
続いて、ユネスコ・世界寺子屋運動についての学習。子どもたちより私が驚いたことは、数年前に制作されたビデオの学校に行けない子どもの人数と、昨年度制作されたDVDの人数では、1億1300万人から1億400万人へ減少していたこと、非識字者の人数が8億8000万人から7億9900万人へ減少していたこと、これまでの世界寺子屋運動の成果が現れていたことです。もっとも減少の原因が運動の成果だけとは限りませんが・・・
続いてゲストの桑名ユネスコ協会の会長さんの話。実際に桑名ユネスコ協会の尽力でバングラデシュに建設された寺子屋のお話で、読み書き計算ばかりでなくミシンの使い方など生活に密着したコミュニティーとしての寺子屋の位置づけの話や、かわいそうだけで終わって何も解決しない、自分に何ができるかを考えることが大事であることなどを熱心にお話いただきました。子どもたちの感想もそれぞれに引き出していただき、よき出会いができました。
最後に暁学園のこれまでの取り組み、今後の計画を伝え、あっというまの40分でした。子どもたちには文字が読めないとどんなことで困るだろう、なぜ学校に通えない子どもたちがいるのだろう、なぜ、アジアや女性に非識字者が多いのだろうという課題を提示し、今後の調べ学習につなげるキックオフ集会となりました。
休み時間には、支援するインドの教科書やお弁当箱を手に取り、より運動の実感を味わいました。
何とか1学期中にキックオフでき、夏休みにいろいろと調べだす子どもたちが現れることを期待しています。