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2006年10月10日
インドスタディーツアーのお話@生振小
10月10日、石狩市立生振小学校(北海道)、今日の総合の授業はゲストティーチャーがお二人。
今年、スタディーツアーでインドへ行った石狩と札幌のユネスコ協会の方に来校いただき、インドの文化や現地の寺子屋の様子をお聞きしました。
まずはインドの人工や通貨などの基本的な事項から教えていただきました。
上の写真はインドのお金を見せてもらって興味津々の子供たち。
日本との物価の違いに驚いていました。
次に子供たちが興味を持ったのはインドの食。
インドといったらカレーです。
「インドの人って毎日カレー食べてるのかな?」
などという素朴な疑問にもお答えいただきました。
お二人はスタディーツアーでインドへ行ったとき、種類は違えど毎食カレーを食べていたそうです。
写真はインドから持ってきたスパイスをかがせてもらっています。
「カレーのにおいがするっ!」ってそれ当たり前。(笑)
実際の体験を元に子供たちにとって興味深い内容を話していただきました。
メモをとる手もひっきりなしに動いていました。
最初は楽しみながら聞いていた子供たちも話が非識字者の話になると真剣な表情になりました。
あらためてこの活動の大切さを感じていたようです。
リーフレットの仕上げとこれから行うボランティア活動にも力が入りそうです。
以下は子供たちの感想の一部です。
僕は今日、漆さんたちの話を聞いて、日本とは違った文化や生活があっておどろいた。あと、食事が365日全てカレーということと、甘いカレーがあるということにもビックリした。
2人の話を聞いて、今まで知らなかったことが聞けたのは良かった。それと、ノートをメモで2ページもつぶしてしまったので、少しメモしすぎたかもしれない。うちは集合住宅なので、住宅の人によびかけて一枚でも多く書きそんじハガキを集めたい。(M)
インドには日本との違いがたっくさんあった。365日、ずーっとカレーを食べているなんてすごいと思った。田舎に住んでいる人(子供)が学校に行っていないのを知って驚いた。
これから、ハガキをたくさん集めてインドの人たちや他の国の人たちが寺子屋に行って勉強してほしいと思う。(T)
インドと日本では、生活の習慣や季節、識字率などが全然違うということを丁寧に面白く教えて頂いた。
これからもっと日本からインドへの支援を強めて少しでもインドの読み書きができる人を増やしたいと思った。だから、これからハガキ集めやリーフレット作りなど、寺子屋運動をがんばろうと思う。(M)
寺子屋で8時まで勉強している子供がいるのは驚いた。眠くないのかなぁ。トイレに紙がないって…。この話を知らずにインドの家にホームステイしたら大変なことになっていた。
子供は働かない社会がインドにできたら識字率が上がるのではないか?(I)
インドにはけっこう色々な文化や世界遺産があるんだなぁと思った。それから、漆さんや山田さんの話し方がおもしろくて笑いが止まらなかった。だから、楽しかった。
前はインドに行きたくないと思ってたけど、今日の話を聞いたら、行きたくなった。大人になって、もし、インドに行ったら、働いている子達の変わりに仕事してあげたいと思った。(M)
投稿者 teacher01 : 2006年10月10日 21:53