2007年08月05日
イギリスより
イギリス 米田より
ストラットフォード・アポン・エイボンは、エイボン川のほとりに位置する町です。中世の風景を今にも残す場所です。どうしてこんなに名前が長いのか?昨日の予習を覚えていますか? それは、他のストラトフォードという町がいくつかあるのでそれと区別するためでしたね。
9時 オックスフォード 専用貸切バスで出発
高速道路のM40を走りこの町のあたりに近づくと、「ようこそシェークスピア・カントリーへ」
と書かれた看板が目につきました。M40の15番出口を出て南西方向にA46、A439を走りました。
10時50分 ストラットフォード 到着
アンハザウェイの生家見学
少し学習したこと:シェークスピアは、農業・ウール商店を営むジョン・シェークスピアとメリー・アーデンの長男として1564年に誕生しました。18歳でアン・ハザウェィと結婚し3人の子をもうけました。シェークスピアは、1584年頃単身でロンドンに進出し、脚本家・俳優として成功しました。1610年頃この地に戻り、1616年に亡くなるまでニュー・プレイス(New Place)の家に住みました。
(ちなみに誕生日となくなった日が同じ日だとか・・・・・・)
そのアンハザウェイの結婚するまで住んでいた家が16世紀のままで保存されています。萱葺き屋根の大きな農家で、部屋数も多く造りも立派です。(裕福な家だったようです。)キッチンの大きな暖炉やパン焼きオーブンも当時のまま残っていました!!(英語の解説を聞きました)
またこちらの人たちは 年に1回か2回しかお風呂に入らなかったそうです。。。
庭にはりんごやなしの木がたくさんあり迷路もありました。
シェイクスピアの生家と博物館見学
生家は、ヘンリー・ストリートにあります。エリザベス1世時代のハーフ・ティンバー(木骨造り)の家で、16世紀当時の中産階級の家です。1847年に国が買い取りました。隣にシェークスピア・センターがあり、生家にはここから入ります。家の中は、当時のままに残されている部分とシェークスピアに関するさまざまな展示が行われている部分があります。世界各国で翻訳されたシェークスピアの本のなかには日本で出版されたものもありました。修復してあるとはいえ 400年以上昔に建てられた家です。木骨造りで、居間・台所・寝室などを見学しました。あとは、彼の生涯と作品に関した展示をじっくり見学しました。また中庭の花や芝生が今年は特にきれいで 本当に庭だけでも十分見る価値があると思いました。ここでいろいろなお土産を買う時間も確保するため昼食とあわせて自由時間をとりました。
13時 集合・出発
エイボン川の白鳥やあひるを見ながら次の目的地へ。。。。またボートの数も多くありました。
曇り空から天気もよくなってきました。
13時20分 ホーリー・トリニティ教会見学
シェイクスピアは この教会で洗礼を受け、死後もこの教会に埋葬されました。
教会内部の壁には、彼の胸像も見ることができました。墓も見ることができました。
見学後、きれいな町並み(花がいっぱい)を歩いて ハーバードハウス(アメリカのハーバード大学創設者 ハーバードの母が住んでいた家)やNew Placeの庭(シェークスピアが晩年をすごした家
の庭)、ナッシュの家(孫娘の家)やシェークスピアの学校を見ながら街へ戻りました。
再度自由散策
16時00分 出発
17時00分 オックスフォード 解散
ストラトフォード・アポン・エイボン 素晴らしい研修でした。
投稿者 teacher01 : 2007年08月05日 04:47