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D-project アーカイブス 情報教育討論会
 
「はじめの一歩は、なかなか踏み出せませんが、このようなサイトが誕生して私たちを応援してくれているように思います。」

これは、この情報教育討論会に参加された投稿者の方のお言葉の中の1文です。この1文が第1回のテーマでの大きなキーワードとなっています。

コンピュータがない学校は、もはやないでしょう。もしかしたら、すばらしい学習環境が整えられた状態がすでにある学校も多いのではないでしょうか。しかし、第1回テーマでは、そんなことを百も承知ながら、もう一度原点に立ち戻ってみました。世論からの「コンピュータを教育に活用しなければならない」というプレッシャーの中、数多くの実践者たちが立ち上がり挑戦を続けています。しかし、数多くと言えどもそれは少数派で大多数はどうしたらいいか、また自分のやっていることが果たして正しいのかどうか判断に困っているのではないでしょうか。この掲示板では、いろいろな立場でそれぞれの現場の生の声を聞かせてもらいました。

実際の情報主任の立場におられ、自分は裏方に徹するべきかどうか考えておられる方、職員で話し合い、みんなで進めておられる方、すでにたくさんの実践をやられてきている方々、職員室にもLANが引いておらず困っている方、教室にコンピュータは入ってくるがどのように活用すればいいか考えておられる方等々。

その内容は、コンピュータが入ってきたらそのまま何もせず自由に開放するか、またきちんと規則をつくってから導入すべきかの論議からモラルの話へ、職員室内のLANの重要性や教師に1台コンピュータは必要という考え、また具体的なLANの導入法も教えてくれました。また、タッチタイピングについての話し合いもされ、異校種での意見交換もできました。

ただ残念だったのが、もっともっと現場で困っている方は多いはずです。その方々の登場が少なかったように思います。この情報教育討論会では、最初に紹介させてもらった投稿者のお言葉も大切なキーワードです。ぜひたくさんのご参加お待ちしております。もちろん今までずっと情報教育に関わってきた方々にとっても再発見できるそんなサイトを目指しています。そのためには、見てくださる皆様の書き込み、そしてこのサイトの存在を周りの人たちへ広めていただきたいとお願いいたします。

第2回テーマからも遠慮なく、いろいろなことをこの掲示板に投げかけてください。
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