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メディア創造力・実践ガイド
新聞づくり実践ガイド
既習の学習を振り返る
本単元で学習するめあてを知る
資料「アップとルーズで伝える」を読みとる
「四年三組から発信します」を読みとる
話題を決めて、伝え方を考える
話題について話し合い、イメージをもつ
仕事の分担をする
12時:材料を選び、記事を書く
13時:材料を選び、記事を書く
14時:材料を選び、記事を書く
15時:材料を選び、記事を書く
16時:材料を選び、記事を書く
掲示された新聞を見て、伝え方の工夫について話し合う
ワークシート・素材集
ニュース番組づくり教材


第1時:既習の学習を振り返る

学習のねらい: 題名から学習のめあてをつかむ。
メディア創造力育成ポイント:「アップとルーズ」という題名やところどころに配置されている写真に興味をもち,文章全体を読もうとしている。
準備するもの: 子どもたちがアップとルーズの効果を考えるための材料(ここでは,「全国子どもエコクラブ」から発行されている新聞と「新聞記者になろう」で自分たちが作った新聞を活用している)

 

今回の単元で学習することの確認をする(10分)

・「エコクラブ壁新聞」を作ることが、今回の最終ゴールであることの確認をしました。
・ 次に、「前回の新聞づくりの時より、伝える力をバージョンアップしよう」と投げかけました。どのようにバージョンアップするかというと、「材料(今回は写真)の選び方」で、教材文の「アップとルーズ」という題名の一部を提示し、その意味を考えました。子どもたちは、生活経験からアップは「一個所を大きく映すこと」、ルーズは「周りを広く映すこと」と考えました。

   
「エコクラブ」から発行されている新聞を見てアップとルーズ、どちらの写真が使われているか、またそれを使ったわけについて、気がついたことを発表し合う(10分)
・ エコ活動をしている様子を知らせている記事のときには,その活動が分かるようにルーズの写真を使っていました。木や花の様子を伝えたいときには、そのものをアップで伝えているなど、それぞれ伝える内容の意図によって、写真の使われ方に違いがあることが出されました。
   
前回の新聞づくりの際に,みんなから指示を受けたAさんの新聞を「アップとルーズ」の観点から見直す(5分)
・教師は,Aさんの新聞を提示しました。Aさんは,この新聞を作成したときに,みんなからその内容について「すごい」と指示を受けたものです。(でも,残念ながらAさんは転校してしまいました。みんなは,懐かしい気持ちもあって熱心に新聞を見ていました。)Aさんの新聞を手がかりに,そのころの自分たちの「写真の選び方,写真と文章の関係」について考えることを提案しました。
   
それぞれの意見を交流する(17分)

・まず,挙手した子どもたち全員起立させて発言させます。その意見につけたしがあるときには「つけたし」と言って発言するのをクラスの学習のルールとしています。
・ グリーンカーテンの様子を伝えたかったので、全体の様子が分かるようにルーズの写真をのせたのはいい、写真の位置が一番下なので、記事を入れる場所を考えた方がいい、文で分かりにくいこと(ゴーヤのしげり方、どのくらいの高さまでになっているかなど)を写真で伝えるとよいなどの意見が出されました。
・ アップとルーズに子どもたちの関心が向き始めています。

   
次時の予告


・ 次時からは、自分たちが考えた「アップとルーズ」の効果についてと,教科書の教材文に書かれていることは,同じなのか違うことなのかを読み取っていこうと提案しました。

   
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