第1時:既習の学習を振り返る
学習のねらい: 題名から学習のめあてをつかむ。 メディア創造力育成ポイント:「アップとルーズ」という題名やところどころに配置されている写真に興味をもち,文章全体を読もうとしている。 準備するもの: 子どもたちがアップとルーズの効果を考えるための材料(ここでは,「全国子どもエコクラブ」から発行されている新聞と「新聞記者になろう」で自分たちが作った新聞を活用している)
・「エコクラブ壁新聞」を作ることが、今回の最終ゴールであることの確認をしました。 ・ 次に、「前回の新聞づくりの時より、伝える力をバージョンアップしよう」と投げかけました。どのようにバージョンアップするかというと、「材料(今回は写真)の選び方」で、教材文の「アップとルーズ」という題名の一部を提示し、その意味を考えました。子どもたちは、生活経験からアップは「一個所を大きく映すこと」、ルーズは「周りを広く映すこと」と考えました。
・まず,挙手した子どもたち全員起立させて発言させます。その意見につけたしがあるときには「つけたし」と言って発言するのをクラスの学習のルールとしています。 ・ グリーンカーテンの様子を伝えたかったので、全体の様子が分かるようにルーズの写真をのせたのはいい、写真の位置が一番下なので、記事を入れる場所を考えた方がいい、文で分かりにくいこと(ゴーヤのしげり方、どのくらいの高さまでになっているかなど)を写真で伝えるとよいなどの意見が出されました。 ・ アップとルーズに子どもたちの関心が向き始めています。
・ 次時からは、自分たちが考えた「アップとルーズ」の効果についてと,教科書の教材文に書かれていることは,同じなのか違うことなのかを読み取っていこうと提案しました。