「『すてきなふるさと』新聞づくり」と題した学習活動を想定する。その際、それぞれの学年で、どのような力を育成するために、どのような学習計画を立てられるかを検討し、メディア創造力到達目標との関連性に迫る。
校種別による3〜4人のグループで1台のiPadを使用。計10グループ。
1)ワークショップの目的の説明
2)新聞づくりで想定される学習活動とメディア創造力到達目標の関連
3)メディア創造力を育む学習計画の構想
4)学習計画とメディア創造力到達目標に関する交流
5)ワークショップのまとめ、振り返り
◦学習の流れ、育てたい力と言語活動に対応するメディア創造力到達目標の関係をある程度明確化することができた。
◦授業づくりにおいて、学習活動にメディア創造力到達目標を埋め込む手順を示すことで、メディア表現学習の設計に迫ることができた。
◦メディア創造力到達目標の各レベルと校種による目標とがある程度一致していた。
◦協同で授業づくりを行うことにより、メディア表現学習の幅が広がった。
[子どもの立場で]フォトポエムの制作や評価を主体的に楽しみ、一人一人のもつ感性や表現の素晴らしさを味わう。
[先生の立場で]ワークショップでの学びを協働的に振り返り、フォトポエムの活動にどのような学びがあるのか考える。
◦フォトポエムは個人で制作
◦評価活動やWSの振り返りはグループ(1グループ4~5人で構成)で
◦使用機材:ipad(1人1台)、スタイラスペン(1人1本)
◦使用アプリ:memopad
時 間 |
内 容 |
備 考 |
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13:50 |
ワークショップの概要説明 |
▶ |
フォトポエムとは? |
14:00 |
フォトポエムの制作「同志社中学校・高等学校のあっ、はっ、おっを見つけよう!」 |
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子どもの立場で、制作・評価を楽しもう! |
14:50 |
作品発表会 |
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15:05 |
活動の振り返り |
▶ |
先生の立場で、WSでの学びを振り返ろう! |
◦「なりきる」「見立てる」「作者の思いを重ねる」「画像を実態的に捉える」「オノマトペを生かす」などの様々な視点で、参加者が楽しみながら主体的に創作活動に取り組んでいた。
◦短時間ではあったが、グループでの振り返りの中で、フォトポエムのよさ(学び)について以下のような気付きが得られた。 |
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参加者の感想や意見(付箋)の分類(「Post-it®Plus」使用) |
グループでの学級歌の旋律づくりを通して、メディア創造力を見付ける過程を知ってもらい、 音楽分野でのICTの効果的な活用や、協働学習、アクティブラーニングの可能性を模索する。
YAMAHAさん提供によるiPadにて、2人で1台の14台使用
1)ワークショップの目的の説明、浜松2校で行った学級歌作りの実践紹介
2)旋律作りの基礎をYAMAHAさんより紹介をいただいた
3)三ヶ日西小が作った歌詞のサビの部分だけの旋律を二人組で作る
4)隣のグループと出来上がった旋律を交流する
5)三ヶ日西小学校の学級歌を鑑賞する
6)ワークショップのまとめ、振り返り
◦指導にあたり、音楽専科としての指導の視点をいただくことができた。
◦理解が難しい子への支援の仕方を考える必要性を感じた。
◦話し合いながら、分からないなりにも、旋律を作り、満足してもらうことができた。
◦デジタル学級歌制作活動が、学級づくりや仲間づくりへの効果的な手段と成りうることが参加者の協働する姿勢からより明確になった。
◦デジタル音楽分野でのICT活用の方向性の一つが明確になったが、より音楽性を追究したい機運がワークショップにあり、新たな目標ができた。
映像・音楽に言葉を重ねることによって自分の考えを明らかにし、他者との相互作用を図る。
テーマ「主体的・協働的な学びとは何か? 今日の「自分の学び」を伝え合おう」
3人を1チームとする。機材はiPad。使用アプリはiMovie。
時 間 |
内 容 |
13:50 |
(1)ワークショップの概要説明 |
14:00 |
(2)デジタルストーリーテリングの作品づくり(技術支援:江守) |
15:00 |
(3)デジタルストーリーテリングの作品発表と振り返り(豊田) |
15:20 |
(4)終了 |
◦写真を並べてストーリーを作成することの学習としての意義
◦映像や音楽の効果。言葉を選ぶことの効果
◦3人のグループワークで考えることの学習としての意義
◦映像の特性の理解(写真と文字の伝わり方の違いなど)
◦事前準備として以下のものをiPadに入れた。
◦写真:児童(個人が特定されない)が学習している場面や風景27枚
◦ブラック1枚、ホワイト1枚、D-projectのロゴ1枚
◦30秒にまとめた音楽(著作権フリーのもの)6曲