デジタル表現研究会
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デジタルカメラというと、少し前まではレンズ交換式一眼レフカメラと値段が変わらず、画質も決して良いとは言えませんでしたが、最近は画質の向上と低価格化により、広く一般に普及してきました。今までは使い捨てカメラなどを使っていたが、これからはデジカメを使ってみようという方に、デジカメのテクニックを解説していきます。およそ全20回の連載を考えていますが、これを読み終えたとき、デジカメがみなさんの生活の一部になり、撮った写真をパソコンで加工したり、お友達にメールなどで送って楽しめるようになれば幸いです。
村上 拓
石川県 金沢大学教育学部 内留生
 
【第3回】 撮影編(3)「デジカメの特徴を活かした撮り方」
「レンズ部分の回転」
デジカメにはレンズ部分を動かすことができるものがあります。カメラを高い位置に、あるいは低い位置に構えたときに、カメラのレンズ部分を回転させてみましょう。液晶画面でアングルを確認しながらの撮影が可能なので、フィルムカメラでは撮りにくいハイアングルやローアングルでの撮り方が容易にできます。
「モノクロやセピアでの撮影」

デジカメはセピアやモノクロで撮れる機能を備えています。フィルムカメラの場合は白黒フィルムを用意し、写真店でセピア調やモノクロプリントをしなければなりません。最近では白黒フィルムを販売する店も減りましたし、白黒プリントも即日に出来上がることが少なくなってきています。デジカメなら、カラー撮影後にパソコンに画像を取り込み、フォトレタッチソフトを使って手軽に白黒加工ができます。
ワンポイント

モノクロやセピアの写真を撮る場合、上述したように、フォトレタッチソフトを使って簡単に加工もできますが、実際には、撮影時にモノクロモードで撮った方がよりきれいな画像になります。
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