デジタル表現研究会
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デジタルアートリンク集

商業デザインであれ芸術作品であれ、自らの意思を表現し伝えるという情報伝達の本質は変わらないと思います。そしてそのために必要なセンスや技術というのは、たくさんの優れた表現に触れ感動することにより、どんどん研ぎすまされていきます。さぁ、まずはここでご紹介するサイトを理屈抜きでいっぱい感じてみて下さい。もしかしたらあなた自身の感性が鋭く触発され、不意に新たな方向に動き出すかも!?

水田明子/デザイナー
 
8 月 の セ レ ク シ ョ ン
より広範なフィールドにおける
デザイン活動を目指す
「アジール・デザイン」
ASYL design
http://www.asyl.co.jp/index.html
「ワイアード」(日本版)のアートディレクターとして知られる佐藤直樹氏率いるデザインファーム「AYSL design inc.(アジール・デザイン)」のサイト。イベントのトータルディレクションを始め、音楽・映画・演劇・ファッションから出版・通信に至るさまざまな業界とかかわりを持ちながらデザイン活動を続けている。彼等のモットーは、常に白紙の状態から発想をスタートし、方法論やスタイルを固定せずに制作の模索を続けていくことだという。私はここのインデックスがとても好きなのだが、このシンプルなレイアウトも、美しいまでに無駄のないアイコンも、きっとすべてはジャンルを超えたあらゆるデザインを最も効果的に噴出させるための答えにちがいないと思えてくる。worksやtypographyをクリックして、気が向くままにアートワークを探索してみると、今まで気づかなかった自分の趣味趣向が見えてきたり、やっぱり私はこれが好き!と再認識させられたりする。こういう時間がもっと欲しいなぁと思うこの頃である。
アーティストにワールドワイドな
ギャラリーを提供し続ける
THE GUILD
GUILD.com
http://www.guild.com/
芸術出版社として1985年に設立されたThe Guildを母体とし、以来アーティストと消費者の橋渡し的存在として活動を続けるオンラインオーダーのサイト。現在1,000人を超える芸術家がパートナー登録し、彼等の作品が世界に向けて発信されている。美術品として自信を持って紹介されているだけあって、どれも価格はちょっと高い。が、「絵画」「彫刻」「グラス」「家具」など数十種類のカテゴリー別に、美しいレイアウトにのせて紹介されており、眺めているだけでも十分楽しめる。そう、ちょうど近所の美術館を訪れているような感じだ。午後のちょっとひと休みモードのあなた、いつものコーヒーを今日は紅茶に変えて、ふらっと覗いてみては?もちろんアーティストのあなたは、ここにパートナー登録をして、ワールドワイドなギャラリーを開いてみるというわくわくする計画を立ててみてはいかがだろうか?
ひさびさに、
ビートルズを楽しみたい人へ
THE BEATLES.com
http://www.thebeatles.com/
2000年11月に発売されたアルバム「The Beatles 1」を御存じだろうか?これはビートルズがイギリス、アメリカのチャートで1位になった曲を集めたベストアルバムで、なんでもコンテンポラリー・ミュージック史上最高の34ヵ国No.1という記録を達成したらしい。そこで今回は、洗練された色使いが美しいビートルズのオフィシャルサイトをご紹介。Topページでは「The Beatles 1」に納められている27曲のタイトルが「1」とう文字上を浮遊しており、どれかひとつクリックするとその曲のページへ。縦横無尽に飛び交うサムネールにかまわず画面のどこかでクリックすると、それらが画面右上にお行儀良く並ぶ。まずいきなり右中央のVIDEOに飛んで懐かしい(初めての方には新鮮な!?)プロモーションビデオやライブ映像と曲の一部を楽しんでしまおう。他にはメンバーの生の声やレコードラベル、レコーディング時の手書きの記録シート、ビルボード誌のチャートといった、ちょっぴりレアな資料が納められている。 NEW FUTUREには、最近新たに作成されたイメージクリップがアップになっていて要チェックだ。では、画面上部を流れるタイトルをクリックして、どうぞお好みの曲へ!
水田明子
みずた・あきこ (株)日本電気デザインセンター(現(株)NECデザイン)でのプロダクトデザインのアシスタント時代を経て、企画デザイン会社(株)カムス・キャパにてグラフィックデザインの仕事に従事。その後アナログからデジタルへと移行する中でゲームの背景デザインや雑誌の挿し絵などを制作し、現在は(株)リコーヒューマンクリエイツにて企業におけるドキュメントデザインの標準化に携わる。
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