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L字型、凹型などの複合図形の面積を、長方形をもとに考えて求めることができる |
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複合図形の面積を、長方形をもとにして考え、求める力 |
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作品例 |
<提示した問題>
事前に「グリッド」を利用して、左のように問題を作成しておきます。
それを児童用のパソコンで開き、「長方形ツール」を使って問題を考えます。
下のような考えを導き出します。 |
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<長方形2つに分割(1)> |
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<長方形2つに分割(2)> |
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<引いて考えて> |
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1時間) |
1 |
教師が事前に準備した問題をAdobe Photoshop Elementsで読み込む。 |
2 |
「グリッド」を使う用意をする。
◎「ビュー」から「グリッド」にチェックマークをつける。
◎「編集」から「環境設定」「グリッド」と進み、右のように設定する。 |
3 |
「長方形ツール」を使って、色分けしながら長方形に分け、面積の求め方を考える。
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4 |
ノートに式・答えを書く。 |
5 |
考えを発表し合い、複合図形の面積の求め方をまとめる。 |
6 |
凹型、十字型などの、応用問題に取り組む。 ※レイヤーの不透明度を50%くらいにすると、上のように透かしてみたり長方形を重ねたりすることができます。 |
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この活動をする場合は、レイヤーの不透明度を下げておく方が有効です。長方形ツールで作図するとき、重なりが出たときに一目でわかるからです。色分けしながら長方形をかいていく活動を通して、子どもは単位面積である「1平方センチメートル」と、面積の公式「たて×横」の意味を再認識しながら、楽しく学習に楽しく取り組むことができます。
作図した長方形は「移動ツール」を使って好きな場所に動かすことが可能ですから、別の形に変形して面積を求める活動も期待できます。
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応用例
この「グリッド」の機能は、「面積」の単元を通して使用することができます。面積が4平方センチメートルの形を面積が12平方センチメートルの長方形をいろいろかいてみましょう。同じ色の長方形をつなげれば、オレンジ色の形のように作ることもできます。
単元を通して使用することで、子どもがAdobe Photoshop Elementsの操作に慣れ、活動がスムーズにできるようになっていきます。「グリッド」を使って作図をする活動を通して、子どもが「たてのますの数と横のますの数をかければいい」という考えに気づくことも期待できます。
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