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授業の流れ |
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1.導入
「ここに、二枚の袋があります。だれかこのわきの部分を引っ張ってみませんか?」と一人の子どもを指名し、二枚の袋を引っ張らせます。すると、青色のまずは、できあがりのイメージをもたせます。教師が実際にサンプルを作ってみるのが一番良いです。教師自身が、子どもたちのつまづきやすいところを把握することができます。時間がない場合は、静止画コンテンツの作品集を見せるのも良いでしょう。子どもたちに「わあ、きれい」「面白そう」と思わせることが重要です。 |
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2.描き方のポイント(10分程度)
静止画コンテンツを示しながら、「今回は、変わった描き方で描いてみましょう。」と言って、静止画コンテンツを示します。
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水をたっぷりつけて、筆にふくませましょう。 |
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絵の具は筆の先だけにつけます。 |
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パレットでは混ぜません。画用紙の上で混ざります。 |
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りんかく線は描きません。いきなり色をつけるのです。 |
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同じ部分も「赤」と「橙」のように近い色2色で塗ります。 |
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手のひらよりも小さく描きます。 |
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一つ5分以内で、さっとしあげて、たくさん作ります。 |
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芸術家っぽく、ちょっぴり、かっこうつけて描きます。 |
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描き方は、動画コンテンツ(はがき絵の描き方1)を提示して、その微妙な着色の方法を知らせます。パレットで色を混ぜずに画用紙の上で混ぜるこつが分かるでしょう。また、色を濁らせないために、筆洗の使い方(筆洗の使い方)の動画コンテンツを示すとより分かりやすいものになるでしょう。
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3.スケッチ(35分)
B3の画用紙に、6つから9つくらい描くようにします。一つの絵が一つのはがき絵になります。花の大きさは、てのひらよりも小さめに描くようにします。また、花と花の間は適当に間をあけるように指示します。
今回は、たくさん描いてみて、よくできたものを作品にするわけですから、気楽な気持ちで描くように言葉をかけていきます。
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4.しあげ(45分)
しあげは教室で行います。はがき大の大きさに切り抜いた厚紙を上に置いてトリミングします(はがき絵の描き方2)。字を書くスペースをあけることがポイントです。鉛筆でうすく線をひいて切り取ります。
切り取ったものの中から、もっとも気に入っている絵から作品にします。「うちの人に感謝の気持ちをこめて文章を考えましょう。(はがき絵の描き方3)」と指示します。絵が淡いので、くっきりしたボールペンとよく合います。
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