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授業のねらい |
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この授業では、デジタルビデオカメラを使って身近な生活の中の動きのあるものを動画で取り込み、で簡単に編集し、提示しました。そして、その動きAdobe Premiere Elementsの主な特徴や感じをとらえて即興的に表現したり、表したい感じを誇張したひと流れの動きを工夫したりして表現することをねらいとしています。 |
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デジタルコンテンツからの「子どもたちの学び」 |
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身近な題材を選んで動画コンテンツを作ります。子どもたちは題材から思い浮かんだことばをブレーンストーミング的にワークシート1に書き込みます。そして実際に動画コンテンツを見て、新たに発見したことや思い浮かんだことを今度は具 体的に絵や図にしていきます。この作業を通じて、子どもたちはお互い思い浮かべたことを自由に発言できる雰囲気をつくり、友達の良さを認めながらより発想を豊かにしていきます。 |
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教材作成のポイント |
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動画にする題材は動きに変化(起承転結)のあるものが、表現にも始まりと終わりがあっておもしろいと思います。
カメラは三脚で固定し、動きが大きい場合はルーズで、動きが1点に集中している場合はできるだけアップで撮ります。
長いものは起承転結の主な部分を残してトリミングし、できるだけ短く(1分以内)します。逆に動きが一瞬でわかりにくいものは、繰り返したり、スローモーションにしたりします。 |
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授業の流れ |
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使用されている動画はこちらからご覧いただけます。
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MOV形式でご覧いただくにはQuicktime Playerが必要です。まだお持ちで無い方はこちらよりダウンロードしてください。 |
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WMV形式でご覧いただくにはWindows Media Playerが必要です。まだお持ちで無い方はこちらよりダウンロードしてください。 |
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1.テーマを選ぶ |
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5〜6人のグループを作り題材を決め選んだ題材の動きを日常の記憶から思い出し、感じた「ことば」を思いついたままをブレーンストーミング的にワークシートへ書き込む。 |
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2.動画クリップを見る |
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グループごとに選んだテーマの動画クリップを見る。子どもたちは普段見慣れているものの動き でも、映像から新しい発見をしていた。
例えば、コマの回転が弱まり倒れそうで倒れない様子や線香花火をアップで見て、想像以上に華やかに火花が飛び散る様子。そして水風船が割れる瞬間、中の水が弾けて飛び散るのではなく、まとまったまま落ちていくことなどに気がつき、関心を持っていた。(写真1) |
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写真1 |
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3.イメージを具現化する |
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感じた「ことば」や動画クリップを見て新たに思いついたことをもとにどのような動きで表現するか、また動きの流れをどのようにつくるか絵や文でイメージをワークシートにかく(写真3・写真4)
この時中には実際に体を動かして試してみたり動きを確認したりしながら話し合いを進める子もいた。(写真2) |
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写真2 |
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4.練習・発表(写真5〜7) |
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1分間のひと流れの動きを考えて練習し、発表する。この時、マットや跳び箱などの場づくりから自分たちで考え、工夫を凝らしていた。 |
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5.相互評価・自己評価 |
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他のグループの発表を見てワークシート2に気づきや感想を書いたり、自己評価を書く。 |
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