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D-project
メディア創造力・実践ガイド
新聞づくり実践ガイド
既習の学習を振り返る
本単元で学習するめあてを知る
資料「アップとルーズで伝える」を読みとる
「四年三組から発信します」を読みとる
話題を決めて、伝え方を考える
話題について話し合い、イメージをもつ
仕事の分担をする
12時:材料を選び、記事を書く
13時:材料を選び、記事を書く
14時:材料を選び、記事を書く
15時:材料を選び、記事を書く
16時:材料を選び、記事を書く
掲示された新聞を見て、伝え方の工夫について話し合う
ワークシート・素材集
ニュース番組づくり教材


第10時:話題について話し合い,イメージをもつ

学習のねらい:「アップとルーズ」の視点で材料を選び,みんなで分担してエコ新聞をつくる。
メディア創造力育成ポイント:送り手の立場から発信する相手や目的を考えて,発信する内容について話し合う。
準備する物:新聞の役割について事前に作成した「知らせる」「考えさせる」「動かす」の3枚のカード。

本時のめあての確認をする(3分)

・本時の学習のめあては、「送り手」として自分たちがエコ新聞で発信したい話題とその内容を話し合うことです。
・ 「受け手は誰か」「受け手は何を知りたいと思っているのか」を考えながら、テーマなどを決めることを確認しました。

   
何を発信したいかを3分間周りの人(2〜3人)と話し合い、話し合ったことを発表する(15分)
・教師は巡回し、各グループに声をかけていきます。
・子どもたちは話し合ったことを発表し、教師は板書します。教師は、例を出したり確認したりしながら、まとめていきました。 「エコクラブの活動内容と結果」「なぜ参加したか」「取り組んでほしいこと」「どんな人が参加しているか」「クラブの名前の由来」「今の地球の様子」「自分がどう変わったか」「みんなで取り組む大切さ」などの意見がでました。
・短時間の話し合いで、これだけの意見に集約できたのは、「総合的な学習の時間」の豊かな取り組みが今回の発信する新聞のベースになっているからだと思います。
   

 

新聞の役割を知り、自分たちが考えた話題がどこに入るか考える(25分)
・「先生、新聞がどういう役目をするのかを調べたんだ」と、教師から新聞の役割を説明します。ここでは、「知らせる」「考えさせる」「動かす」という役割があることを確認しました。
・自分たちが考えた話題は、その役割のどこに入るか考えました。その際に、「知らせたい」内容として「前に本で読んだんだけれど」と言って、北極の氷が解けて白くまが困っている写真がのっていたので、ぜひそれを新聞に載せたいという発言を出した子がいました。初めのうちは,「北極の氷がとける」というショッキングな写真を載せる方がいいという意見が続きましたが,話し合う中で,取り上げる写真の真偽が自分たちで確かめられないこと,人の写真を勝手に自分たちの新聞に使っていいのかという著作権のことなどが話題になりました。そして,人を本当に動かすためには,自分たちがいかに行動しているかを知らせることが必要であるという,「自分たちのしていることの大切さ」を確認するに至りました。
   
次時の予告を聞く(2分)
・発信したい話題と内容をしぼり、分担するという活動をすることを確認しました。