インターネット元年と言われた平成7年は、まさしく教育界で「100校プロジェクト」の実践が開始された年です。それ以前にもパソコン通信を教育活動に生かそうと一部の先生方が手弁当的な活動をしていました。ミレニアムプロジェクトで教育のIT化が叫ばれ「すべての教室にインターネットを」が今まさに遂行されている状況ですよね。
この間、平成7年から平成10年にかけては所謂ネットワーク環境利用の「啓蒙期」で先ほどの100校プロジェクトや新100校プロジェクト、Eスクウェアなどを要に各地でいろいろな研究会や発表会が開催され先進的な(というか実践そのものが始めてのことが多いのでそういうことになるのかもしれませんが)実践報告がありました。
平成11年12年は普及期にあたり、各地で身近な先生方の所謂失敗談を含めた身近な実践事例が多く発表されるようになりました。先進的な取り組みを行っていた学校もそれが一部の先生方の取り組みではいけないんだと言うことに徐々に気づいて来た時期なのかもしれません。
昨年(平成13年)あたりから発表会形式ではなく実際に先生方に疑似体験していただくワークショップ形式の会が多くなったような気がします。そろそろ普及期も終盤にさしかかり発展期になるのかななんて思っております。 |
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