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[23] いろいろな実践例を!
2002/08/29 14:34:52
発言者:リベロ  
個人的に夏休みは、ほとんどなかったリベロです。
みなさま、発言ありがとうございます。交流学習というと、未経験の方にとっては、教室の壁を越え、学校の枠を飛び出してという感覚になるので、なかなか一歩が踏み出せない方も多いと思うのですが、いかがでしょうか。そんな、踏み出せないでいる現状とその問題点なんかも書き込んでいただければいいなと思います。
それから、実戦経験をお持ちの先生には、ぜひその事例をいろいろと教えていただけませんでしょうか。こんなことをやったよというのは、いろいろと参考になると思いますので。そこで、私の数少ない実践からひとつのパターンをご紹介します。
ごくごくローカルな学校間で、テレビ会議をしました。その際に、同時に掲示板システムを利用して書き込みさせました。(掲示板にしたのは、チャットがよかったのですが、学校ではセキュリティの問題で利用できないからです)テレビ会議の際に発言できる人数には限りがあるのと、カメラの前ということで緊張して言いたいことがいえない生徒が多いので、本音の意見交換ができてとても有効でした。
 

[22] 子どもの現実と学びを見つめる目
2002/08/29 11:05:38
発言者:こうちゃん号  
mu-kai.comさん
早速のリプライありがとうございます。私の発言で今回のテーマから、ちょっと外れてきたような雰囲気で、管理者殿には申し訳なかったですが、私自身はすごく今後の交流学習の視点を与えていただいき、感謝しています。ありがとうございます。2学期から、本校でも交流学習がいよいよスタートします。グッドタイミング!管理者殿にも感謝です。
 

[21] しかけ
2002/08/29 10:44:48
発言者:mu-kai.com  
今、夏季校内実技研の最中です。夏季休業中に3回シリーズでプレゼンテーションを中心に進めています。参加者9名というちょっと寂しい実技研ですが、皆さんプレゼン作りに励んでおられます。

さて、「しかけ」の件ですが、交流校の先生からMLを通して連絡がありました。「車いす生活をしている子がいるのだが、校内や地域で生きていく力はついた。しかし、より積極的に自分の生き方を見つめさせるために、チャットの中で彼の現実をさらけ出させてみたい。」という内容でした。こちらも障害を持つ児童が在籍し、十分彼の気持ちを受け止めることが出来るであろうと判断し、やってみようということになりました。子ども達には全く内緒で挑んだのですが、結果は前述の通りでした。
これもまた、教師間でのネットワークがうまく働いた例でしょうね。
 

[20] そうですよね・・・
2002/08/29 06:45:59
発言者:こうちゃん号  
mu-kai.comさん wrote:
都会に住みその便利さと、自身の現実から遊離した環境意識から、一方的に「車は悪だ」と考えていた子ども達にとって、この交流から得た葛藤は、また一歩自分たちを前に進めるエネルギーになったと思います。
交流学習の有効性を考える場合、そのシステム的な部分を捉えるよりも、変容した子ども達の姿を捉えていった方が明確な答えがあるような気がします。

こうちゃん号wrote:
子ども達の概念を崩して、多様な視点で物事を捉えられるようにという視点は交流学習の重要なポイントなのでしょうね。
この若干の教師の仕掛けというのが・・・知りたいな・・・・

また、こういった変容していく子ども達の姿を教師側がきっちり捉えられることが大切ですよね。そして、mu-kai.comさんのように、交流学習のよさを発信していただくこともありがたいです。こういった交流学習による子ども達の変容を学校教育の価値として認知させていくには、教師がこういう場で発信していくことが大切なんですよね。

何かまとまりませんが、よい視点を提起していただき感謝です。
 

[19] 概念崩し
2002/08/28 23:50:47
発言者:mu-kai.com  
[18]こうちゃん号さんのご意見に対して
諸外国の例はともかく(残念ながら触れたことがないので)、最近の交流学習の実践例を見る限り、過去のお祭り騒ぎ的なTV会議はなりを潜めてきているように思います。教科の学習や総合的な学習の時間の活動に根ざしたものが多いのではないでしょうか。
昨年度6年生で、富山、岐阜、徳島と大阪を結んでオンラインチャットをやったことがあります。テーマは「電車vs車 どっちが便利?」というものでした。大阪では、5分も待てば電車に乗れるという環境もあり、また、環境問題とも絡めて車を否定する意見が多かったのですが、富山や徳島からは電車は2時間に1本位しか無いという意見が届き、その現実にとまどいを見せる子ども達が現れました。日頃便利な環境の中で生活している子ども達には、いい経験だったと思います。また、教師間で若干の仕掛けはあったのですが、障害を持ち保護者の運転する自動車で通学しているという子から「車が無くては生活できない」という意見も届きました。都会に住みその便利さと、自身の現実から遊離した環境意識から、一方的に「車は悪だ」と考えていた子ども達にとって、この交流から得た葛藤は、また一歩自分たちを前に進めるエネルギーになったと思います。
交流学習の有効性を考える場合、そのシステム的な部分を捉えるよりも、変容した子ども達の姿を捉えていった方が明確な答えがあるような気がします。
 

[18] 交流学習って本当に有効なのか・・・
2002/08/28 20:51:36
発言者:こうちゃん号  
コンピュータは人と人をつなぐ道具、インターネットはその橋渡しといった思いで情報機器を使いこれまで学校間交流を軸に情報教育を進めて実践してきました。しかし、諸外国の情報機器活用の場面に触れる機会もあり、その利用のされかたが交流学習というより、教科学習の補完や深化、システム化、調べ学習への活用、各生徒の能力把握・管理といった情報機器の側面が重要視されているようでなりません。最近自分のやってきたこと、交流学習が盛んな日本の情報教育の今後について、もう一度考えてみたいと思っています。情報活用の実践力といった考えは、諸外国にあるのかな・・・どういった能力を育てたいのだろう・・・
 
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