今回生徒が、自分が興味のある課題研究について調べたときの様子を生徒側の立場、あるいは先生側から考察してみました。
課題研究の内容とは、近くの公民館ではいったいどのような活動をしているのかをCDで紹介するというものです。この公民館ではいろいろな講座を開設しており、たくさんの講師の方に講座の内容について話をしていただきました。内容を調べるというよりは取材といった方が近いと思います。
まずは、公民館の館長さんや担当の方に電話で取材の申し込みをし、あとは講座の種類や講師の方のお名前等をパンフレットで調べ、その講師の先生と連絡を取り、都合のよい日時を設定するといったことを生徒が自分たちで行います。生徒にとっては面識のない何人もの方と話すということは初めてだったに違いありません。そのことについて生徒に尋ねたところ、「人とコミュニケーションをとることがこれほど難しいこととは思わなかった。」と言っていました。 |