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D-project
メディア創造力・実践ガイド
新聞づくり実践ガイド
既習の学習を振り返る
本単元で学習するめあてを知る
資料「アップとルーズで伝える」を読みとる
「四年三組から発信します」を読みとる
話題を決めて、伝え方を考える
話題について話し合い、イメージをもつ
仕事の分担をする
12時:材料を選び、記事を書く
13時:材料を選び、記事を書く
14時:材料を選び、記事を書く
15時:材料を選び、記事を書く
16時:材料を選び、記事を書く
掲示された新聞を見て、伝え方の工夫について話し合う
ワークシート・素材集
ニュース番組づくり教材


第16時:トップ記事を決定する

学習のねらい:「アップとルーズ」の視点で材料を選び,みんなで分担してエコ新聞をつくる。
メディア創造力育成ポイント
○選んだ写真に,簡単なキャプションや見出しをつけたり,なぜ,写真にそういうキャプションや見出しをつけたか説明したりする。
○互いに見合って,アップとルーズの効果の違い,キャプションや見出しのつけ方,写真と文章の組み合わせ方などの工夫を見つけ,トップ記事を決定する。
準備する物:プロジェクタ それぞれのグループの記事を印刷したもの 付箋紙(選んだ理由を書けるような大きさの物)
        学習カード

   

本時のめあてを確認する(3分間)
・トップ記事を決定します。方法としては、電子黒板付きデジタルテレビに選んだ写真と選ばなかった写真を映し,プロジェクタには記事を映し出し,説明を行います。その後,アドバイスをし合い、トップ記事にしたいグループに付箋を貼ります。自分のグループには、貼らないことを確認しました。
・トップ記事を選ぶ観点として「記事と写真から伝えたいことが明確に伝わるもの」を選ぶことを示しました。
   

 


それぞれのグループで発表をする(30分)


・それぞれのグループがまとめた記事を増す刷りをし、一人ひとりが読めるように準備しました。
<グリーンカーテングループ>
・グリーンカーテンが2階まで届く様子の写真を提示しました。どちらもゴーヤが大きく育っている写真でしたが、よりルーズで下の方から撮影した写真を選んだことが説明されました。その理由は、そちらの方が、より大きく育っていることが伝わるということでした。また、記事では、こんなに大きく育って1年生や事務の先生が涼しく過ごせたことと,ゴーヤは涼しくするためだけでなく調理することで栄養にもなるという一石二丁のよさを伝えたいと説明しました。
・それを聞いた子どもたちはその記事の内容,特に後半を入れたよさを誉める発言があったり,ゴーヤの大きくなっていく様子は,「春、夏、秋、冬」を表のようにしてまとめるといいことなどのアドバイスが出されたりしました。
<キャップでワクチングループ>
・2枚の写真を提示して、より多くの量が写っている写真を新聞に載せたいと提案しました。なぜかというと、読んでいる人に「こんなにたくさんのキャップが集まった」ということを知らせたいからだということでした。
・「キャップでワクチン」という見出しが、読書に何が書いてあるかと興味をもたせることができるという意見が出されました。

   
トップ記事の決定をする(12分)

・全部のプレゼンが終了してから、トップ記事にしたいものとその理由を付箋に記入して、それぞれのグループの原稿の下に貼っていきました。
・「グリーンカーテングループ」と円グラフを使った「意識の変化」グループの投票が多かったです。そこで、決戦投票をする前に、意見を交流しました。「意識の変化グループ」を選んだ子によると、円グラフを使ったことにインパクトがあったようです。けれども、「見出しのつけ方」「写真」「記事の内容」などで選んだ方がいいという意見がだされ、だんだん「グリーンカーテングループ」を指示する意見が多くなっていきました。
・この話し合いを通して、再度自分たちの「見出し」や「写真の選択」について見直すグループが出てきました。
・最終的に「グリーンカーテングループ」がトップ記事となり、選ばれたグループの子どもたちは大喜びでした。
・次時は、自分たちの記事を見直しながら、学習カードを記入することと記事の仕上げは、総合的な学習の時間を使って行うことを教師は伝えました。