第9時:話題を決めて、伝え方を考える
学習のねらい:「アップとルーズ」の視点で材料を選び,みんなで分担してエコ新聞をつくるために伝え方を考える。 メディア創造力育成ポイント:情報の受け手の立場を体験することで,記事を書いたり記事に合う写真をアップとルーズの視点で選んだりすることの大切さに気づく。 準備する物: ○受け手の立場を考えることができるような新聞記事(ここでは,「30人31脚」を取り上げた朝日新聞の横浜版の記事を活用」を全員にプリントアウトし,それを拡大提示 ○受け手として「記事から読み取ったこと」と記事からは分からないけれども「写真」からだと分かることを記入する学習プリント
・「受け手」の立場に立つ体験を通して,材料を選択する大切さについて考えます。
・自分が記者だったらということで話し合いました。「選手ががんばる様子について伝えたいときには、自分も『アップ』の写真を選ぶ。」とか「優勝チームがどのような走りをしているかの写真をのせる」、「優勝チームがうれしがっている顔つきの写真にする」とかいう意見が出されました。 ・選手と会場の様子を伝えたいときには、「テレビでルーズからアップにいくように、写真を何枚かのせたい。」という意見が出されましたが、紙面の問題があるという意見もでました。どちらにしても、「受け手」を意識して話し合う様子が見られました。