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D-projectの精鋭メンバーとともに行われたカンブリアン・ゲーム。「dD」のキーワードからスタート、さまざまな抽象・具象のイメージが枝葉を茂らせていった |
安斎:表面的な理由としては、連画がどんどんメカメカしてきたというか、機材や装置的に大掛かりで大変なことになってきたという点ですね。一度リセットしてみようかと。ポストイットを使って、ポストITだね、と(笑)。
確かにこれまであまりにもいろんなことをやり過ぎて、焦点がボケてきたとも言えるんです。もっと簡単に、メッセージをパッと投げ込むと、それがパーッと響いていってどんどん爆発していくようなものはないのだろうか。カンブリア時代に生物が多様に広がっていった、あの爆発と同じようなシステム……。簡単な構造だけれども、爆発が体験できる、そういうシステムはないかなと考えたわけです。 |