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「指導と評価について、現在、具体的に取り組んでいることがあったら、話してください。」 |
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「今、○○の題材でワークシートをどのような構成にするか悩んでいます。ワークシートを授業で使っている方で工夫している事があったら、教えてもらいたいんですけど」 |
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「ワークシートって?」 |
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「・・・・・」(おまえは知らんのんかという視線) |
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「持ってきているので、出します」 |
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配られたプリントは、中学校○○科の虫食いのプリントでした。 |
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(な〜んだ、知ってるよ。机の奥で20cmくらいの堆積岩になってたぜ) |
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すかさず、 |
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「私は、ノートに必ず貼らせて、学期の終わりにノートを提出させてチェックしています。」(ドキッ) |
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「私は、板書とワークシートを関連させ、毎時間の授業感想も書かせるようにしています。」 |
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などなどいろんな工夫が紹介されました。時間が過ぎて司会が話し合いをまとめることになりました。 |
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「みなさん、いろいろワークシートによる指導と評価を工夫して強化されているんですね。これだけ授業でワークシートを使われたら生徒のペンだこは大きくなりますね。」 |
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「・・・・・」(もう、司会はしないでくれという視線) |
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(なんなんだ、今日はワークシート教信者の集まりか?) |
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僕は虫食いプリントを教師Aに返しながら、自分は授業にワークシートを使わないことを誓いました。と同時に握手して、自分がワークシートを中学生の時から拒否して生きてきたことを思い出させてくれたことに感謝しました。 |
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