自由に使える部屋に
コンピュータルームは開かれた部屋でありたいと思います。いつでも子どもたちが自由に使えるようにしておくことで、本当にコンピュータを有効に使うことができるのではないかと思うからです。
私の前任校、押野小学校には子どもたちが自由にコンピュータを使える部屋が3つあります。学習センター(調べる作業を主にする図書室)と2つのコンピュータルームです。学習センターのメディアコーナーにはインターネットにつながるコンピュータが3台とビデオを見ることのできるテレビが3台設置してあります。コンピュータルームのうち第1コンピュータルームには30台のコンピュータ、第2コンピュータルームには10台のコンピュータが設置してあります。学習センターは休み時間ならいつでも誰でも使えますが、第1コンピュータルームの方は休み時間で使用割り振りがあります。第2コンピュータルームの方は原則として授業中にできなかったことやインターネットで調べたいことがあるときなど、学習に関することで使用したいときに使うということになっています。自由に使える部屋にしておくためには、そこで困ったことが起きたときには誰に伝えるかという担当者を子どもたちにはっきり伝えておくことが大切だと思います。コンピュータは機械なので時々フリーズしたりうまく動かなくなることがあるからです。そんなとき誰に言えばいいかはっきりわからないと、そのまま放置していってしまうということもあり得ると思います。ただ教師だけでの対応は大変なので、5・6年生の委員会の子どもたちにも手伝ってもらうことにしました。メディア委員会の子どもたちです。 |