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第1時:教科書を読み、実際のリーフレットの特長を話し合う |
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ここでは、教科書本文を読んで、リーフレットのイメージをつかみます。そして、実際に使われているリーフレットをみんなで読み合い、写真や文章の特長を話し合います。さらに「学校で働いている人たちの仕事を、うちの人に紹介しよう。」といったリアルで必然性のある課題を提示して制作意欲を高めます。 |
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第2時:話し合って取材計画を立てる |
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グループごとに「校長先生の仕事、教頭先生の仕事、事務の先生の仕事、・・・」という具合に役割分担を行います。
「うちの人に知らせる」という目的を明確にして、どのような質問をするべきかを話し合います。また、どの写真をアップやルーズで撮影するかという計画までも必要です。
その人が使っている「道具」がポイントになります。 |
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第3時:実際に取材を行いアップとルーズを意識した撮影をする |
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質問をしながら、答えてもらったことをメモしていきます。子どもたちのインタビューの技能が高まるはずです。また、撮影のポイントとして、「様々な角度から数枚撮影する」「アップとルーズを考えて撮影する」「逆光にならないように撮影する」といったことを事前に指導しておく必要があります。 |
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第4時:伝えたい内容に合わせて写真を選択してレイアウトを決める |
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撮影した写真を小さく印刷したものを紙の上に並べて、大まかなレイアウトを決めます。写真の配置を優先させるところがポイントです。ここでは、レイアウトそのものが重要ではないので、ある程度、基本のレイアウトを示しておく必要があります。どの写真を使って、どんな内容の文章を書くべきかを考える場面です。 |
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第5時:文章を書く |
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ここが、この単元での一番重要なポイントとなります。通常の作文に比べると短い文章になりますが、生活作文にならないよう、リーフレットにふさわしい「文体」や「文型」を指導する必要があります。たとえば、「 事務室の鈴木先生は、学校に必要な物や道具をそろえたり、先生方のお給料を計算したりしています。」といった文体の指導です。 |
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第6時:文章を全員で練り上げる |
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第5時で書いた文章を、グループ内で検討する時間です。文章の構成は十分であるか、写真と文章が合っているか、といった規準を元にしてメンバーそれぞれが文章を練り上げて修正していく活動です。最終的には教師に読んでもらって「合格」をもらわないとコンピュータへの入力はできません。子どもたちにとっては大きな関門です。 |
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第7〜9時:コンピュータに入力して試しに印刷してみる |
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プレゼンソフトを使って、コンピュータに入力をしていきます。基本的には事前に作成したレイアウトに沿って写真や文章を配置していきます。写真の大きさや場所を自由に変えたり、文章の一部を修正したりできるところが、コンピュータの良いところです。入力が終了したら、試しに印刷を行い、細かな部分の修正を行います。 |
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第10時:最後の修正を行い印刷して完成 |
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修正をしっかり行い、カラー印刷をします。必要に応じて折り目を入れてリーフレットの体裁を整えます。コンピュータを使うと、必要数だけ何枚も印刷できますので、インタビューに応じて下さった方々にも配布できるようにしておきます。自分たちが作ったものが人を喜ばせることになるので、子どもたちの満足度も高まります。 |
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第11時:完成作品を全員で見合って、学習全体の振り返りを行う |
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完成作品を全員で読み合い、一言コメントを記入する時間をもうけます。この活動によって、子どもたちの達成感が高まります。また、毎時間記入していった自己評価カードを読み返して、学習全体を振り返ります。子どもたちにとって最も充実感のある時間です。 |
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