テディべアに代表される「ぬいぐるみ」を留学生として外国の交流校へ送ります。外国の交流校からもぬいぐるみの留学生がやってくるので、クラスメイトとして迎え、その滞在記をビデオや写真で表現します。滞在中は交流校とWEB会議をおこないベアの滞在の様子や世界共通のSDGsなどのテーマについて話し合います。
プロジェクトリーダー(所属):清水 和久(金沢星稜大学)
プロジェクトメンバー(所属):金沢市立四十万小学校6年、羽咋市立羽咋小学校6年、野々市町立館野小学校6年、金沢市立長田町小学校6年、金沢市立千坂小学校5年、黒部市立中央小学校1年
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交流校への出発を待つベアーたち |
プロジェクトの中間報告
参加校:募集終了
〇6月26日 第1回zoom会議 キックオフ会
・オリエンテーション(今後の見通し)
〇大学生による国際交流導入授業の実施
・「世界が100人の村だったら」のワークショップを5校で実施
〇8月25日 第2回zoom会議
・交流相手校の決定、交流校の先生同士のLINEグループの作成
・メンバーの決定(日本側6校14クラス、台湾側4校14クラス)
〇9月中の各校の活動
・日本の小学校から台湾の交流校へ留学生(ぬいぐるみ)の郵送(完了)
・自分たちの代表の留学生としての性格付けなど、日本人のアイデンティティの話し合い
〇10月2日 第3回会議
・交流先の台湾の小学校からやって来たぬいぐるみをクラスメイトとして迎え、思い出の学校紹介スライドを作るかを今後相談する
・児童同士の交流手段としてpadletの活用法を検討
これから交流先の台湾からやって来たぬいぐるみをクラスメイトとして迎え、滞在記をクロームブックを使って作成していきます
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留学先の台湾へ向かうベアーたちと同封される日本紹介の情報カード |
本プロジェクトに参加するとこうなります!
〇具体的な成長した子どもの姿
・同世代の子供同士の交流なので、子どもたちに英語を実際に使えて、通じたという実感がわきます
・zoom会議も小グループで実施。自分たちで言いたいことが伝わった、相手の言うことが分かった等の実感がわきます。
・オンラインでのコミュニケーションの教材を使い、自分たちでどうすればよいのかを話し合わせることによって主体的に取り組めるようになります。
・毎年海外から送られてきた「留学生」と別れるときは、寂しくて泣きだす子がいるほどです。それだけ外国からきた「留学生」に思い入れをもつことができます。
・交流先の国の事についてずっと興味を持ち続けます。
・言葉がうまく伝わらない相手に、動画やスライドを使って、わかりやすく表現する方法を発見していきます。なによりも相手がいる本物体験なのでメディア創造力を発揮できます。
〇先生たちの成長の様子
・先生たちも国際協働学習初体験、なんとか外国の先生とコミュニケーションを取ろうとし、意図が通じた時の達成感があります。ある意味スタートの立ち位置は子供たちと一緒。
・言葉の問題は?安心してください!翻訳アプリがあります。外国の先生(台湾の場合)と交流でLINEグループに翻訳アプリを入れると自動で通訳してくれます。金沢星稜大学の学生も担当を決めてLINEグループに入り交流をサポートします。
・国際協働学習に対する立ち位置は児童も教師も一緒です。タブレットを活用しながら、いろいろな課題(オンラインのコミュニケーションの取り方、リアクション、メディアでの表現等)に挑戦し解決していくおもしろさを味わえます。教師自身のメディア創造力を発揮させるチャンスです。
・何よりも外国の先生と次世代を担う子供たちの成長を一緒に考えられることがおもしろいところです。
スケジュール
〇年6回の会議の予定(Zoom)
6月 |
参加者募集 |
7月 |
導入授業「世界がもし100人の村だったら」の実施 |
8月 |
台湾との先生と日本の先生との打ち合わせオンランイン会議 |
9月 |
テディベアの交換 |
10月 |
学校紹介・地域紹介のコンテンツ作成 交流 |
11月 |
1回目web会議の実施 自己紹介 |
12月 |
学校紹介動画のためのドローン撮影ワークショップ実施 |
1月 |
2回目web会議 テーマに沿った交流 |
2月 |
テディベアの帰国 |
3月 |
戻ってきたテディベアをもとに学びの振り返り |