プロジェクトリーダー(所属):反田 任(同志社中学校)
5月1日(土)午後、D-projectのリーダーを中心に「スクールワーク」の研修を計画し、(参加者9名)D-proのリーダーの先生方を対象に研修会を実施することができた意義は大きい。
Appleの「スクールワーク」「クラスルーム」は教材配信や学習の進捗度などが把握でき、教師生徒双方にとって便利な授業支援・学習アプリケーションである一方でApple School Managerで生徒IDや授業クラス等を設定する必要があるので「授業支援システム管理」の側面もある。
スクールワーク・クラスルームは5月研修会後の6月のバージョンアップで授業内だけでなくリモート学習にも対応するようになった(LTEモデルでも利用可)。リモート授業で個々の児童・生徒のiPad画面を先生が見ながらアドバイスすることも可能になっている。さらに9月のiOSアップデートの際には振り返りシートなどの機能も付くように聞いているので、10月中旬、アップデートされた新機能紹介を含む研修会を開催予定。
教材配信がスムーズで一人ひとりの学習の進捗状況も簡単に把握でき、メッセージで学習者とやりとりができるスクールワークを用いて、インタラクティブな授業デザインを考え、そのノウハウを共有する
<活動のゴール>
多くの教科、校種の先生方に参加いただき、スクールワークを活用したインタラクティブな授業デザインを模索する。スクールワークの教材配信・回収・学習者とのやりとり・学習の進捗確認などの機能の効果的な活用を学び、学習コースを制作する。また評価についてもルーブリックなどを含めたモデルを提供できるようにする。またApple Booksなどにその成果をまとめ発信できるようにする。
<学びのゴール>
スクールワークで、児童・生徒にインタラクティブな授業デザインを提供し、主体的・対話的で深い学びをめざし、学習テーマやトピックにもとづき、創造的なアウトプットができるようにする。
このプロジェクトでめざす授業デザインはProject Based Learningを意識したものとする。児童・生徒が考えや意見をアウトプットする際に、最もふさわしい方法を選択・活用し、伝え方を工夫しながら表現力を高めることができるように教師とのインタラクティブなやりとりを通して実現する授業モデルを提案する。
参加希望者を募る。
年に3回程度のワークショップ(対面・オンライン) SNSや公開研究会でプロジェクトの交流を行う 。
4月 | キックオフオンラインセミナー(スクールワークの概要説明) |
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6〜12月 | セミナーを実施 |
1〜2月 | 事例・セミナーのまとめ |
A 課題を設定し 解決しようとする力 |
B 制作物の内容と 形式を読み解く力 |
C 表現の内容と 手段を吟味する力 |
D 相互作用を 生かす力 |
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▶寺子屋リーフレット制作 | ◎ | ○ | ○ | |
▶プログラミング教育 | ◎ | ○ | ||
▶スクールワーク活用授業デザイン | ◎ | |||
▶特別支援アラカルト | ◎ | |||
▶NHK for School | ◎ | ○ | ||
▶国際協働学習の設計と評価 | ◎ | ○ | ○ | |
▶AIと教育 | ◎ | ○ | ○ | |
▶STEAMキッズプロジェクト | ◎ | ○ | ○ | ○ |
▶算数・数学とプログラミング的思考 | ◎ | ○ | ○ | |
▶新聞教材活用 | ◎ | |||
▶フォトポエム | ○ | ◎ | ||
▶Everyone Can Create | ○ | ◎ | ||
▶クレイアニメプロジェクト | ○ | ○ | ◎ | |
▶小学校英語メディア創造力 | ○ | ◎ | ||
▶デジタルリーフレット | ◎ | ○ | ||
▶子どもの広場 | ○ | ◎ |