プロジェクトリーダー(所属):福田 晃(金沢大学附属小学校) サブリーダー(所属):櫻井元太(金沢市立十一屋小学校)
メンバー(所属):岡本 光司(金沢大学附属小学校)/竹田 円香(金沢市立押野小学校)/杉山雄太(柏市立十余二小学校)
「1人1台環境でのNHK for Schoolの授業外での活用法への挑戦」
1人1台環境では、授業外での子どもたちの端末活用が課題となっています。休み時間や持ち帰りで端末を使わせない、というのではなく、子どもたちが使いたくなるような、しかも学びに役立つ道具としての活用として、本プロジェクトでは、今後提案していきます。
現在メンバーが各自で実践に取り組んでいます。前述のように授業外での活用を念頭に事例を収集しています。家庭に端末を持ち帰ることによって、これまでと大きく異なる学びの形を提案できそうです。また、児童の自主性に基づく休み時間における映像視聴もNHK for Schoolの新たな活用として可能性があると考えています。8月後半にメンバーで事例を持ち寄り、9月以降の実践の取り組みの方向性について検討していく予定です。
NHK for Schoolを活用した実践を行い、セミナーなどでの活用周知を行っていきます。今年度は、メディア創造力を育成する学習サイクルの中に、NHK for Schoolの番組やクリップを位置付けた事例の検証だけではなく、コロナ禍において求められる新たな教育実践について模索していきます。
<活動のゴール>
1)Webで活用事例を紹介する。
2)各地研究会において、NHK for Schoolを活用した実践を報告し合います。
<学びのゴール>
授業デザインの中に、NHK for Schoolの視聴を位置付けた学習を通し、自分なりの発想や創造性、柔軟な思考を働かせることを通し、子どもたちが自己を見つめ、課題解決に向けた新たな道を切り開いていきます。そのため、今回は授業を超えた活用(家庭学習など)も念頭においています。
これまでの活動を通して、A.課題を設定し解決しようとする力の育成に有用であるということがわかってきました。それゆえ、今回も適切な場面での視聴を通し、A.課題を設定し解決しようとする力をねらっていきます。
現時点では一般募集なし
2ヶ月に1回の研究会を石川県内で開催、状況によっては、オンライン会議システムを用いる
5月 | オフラインキックオフミーティング(今年度の方向性の確認) |
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8月 | D-project金沢2021(NHK for Schoolを活用したWS) |
8〜2月 | NHK for Schoolを活用した実践における実践検討と実施 |
2月 | 実践事例の整理 |
3月 | 北陸三県教育工学研究会年次大会(実践者が1名程度発表) D-project春の公開研究会(実践者が1名程度発表) |
A 課題を設定し 解決しようとする力 |
B 制作物の内容と 形式を読み解く力 |
C 表現の内容と 手段を吟味する力 |
D 相互作用を 生かす力 |
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▶寺子屋リーフレット制作 | ◎ | ○ | ○ | |
▶プログラミング教育 | ◎ | ○ | ||
▶スクールワーク活用授業デザイン | ◎ | |||
▶特別支援アラカルト | ◎ | |||
▶NHK for School | ◎ | ○ | ||
▶国際協働学習の設計と評価 | ◎ | ○ | ○ | |
▶AIと教育 | ◎ | ○ | ○ | |
▶STEAMキッズプロジェクト | ◎ | ○ | ○ | ○ |
▶算数・数学とプログラミング的思考 | ◎ | ○ | ○ | |
▶新聞教材活用 | ◎ | |||
▶フォトポエム | ○ | ◎ | ||
▶Everyone Can Create | ○ | ◎ | ||
▶クレイアニメプロジェクト | ○ | ○ | ◎ | |
▶小学校英語メディア創造力 | ○ | ◎ | ||
▶デジタルリーフレット | ◎ | ○ | ||
▶子どもの広場 | ○ | ◎ |